爪の形は遺伝だと諦めていませんか?
あなたは、自分の爪の形に満足していますか?
「爪が小さくて、ネイルをしても可愛くない」
「深爪がクセになっていて、いつも人前で指先を隠してしまう」
「親も同じ形だし、これってきっと遺伝なんだろうな…」
そう思って、長年、爪の悩みを“仕方のないこと”として受け入れてきた方は少なくありません。
もしかしたらこのコラムを読んでくださっているあなたも、「どうせ遺伝だから無理」と、どこかで諦めていませんか?
でも実は、私たちが「遺伝だ」と思っている爪の形には、意外な“勘違い”が隠れていることがあります。
そして、正しい知識と正しいケアで、爪の形は想像以上に変わる可能性があるのです。
このコラムでは、長年ネイルケアに携わってきた立場から、「爪の形は変えられる」という事実と、その理由、
そして実際に変化を体験された方々のストーリーをご紹介していきます。
目次
1.「遺伝だから仕方ない」という“勘違い”
2.爪の仕組みと、なぜ“育てられる”のか
3.縦長で美しい爪の共通点とは
4.なぜ多くの人が途中で諦めてしまうのか
5.自宅で今すぐ始められる第一歩
6.実際に変わった方たちのストーリー
7.《最後に》長年のお悩みに終止符を打ちたいあなたへ
1.「遺伝だから仕方ない」という”勘違い”
私たちは何かに悩んでいるとき、原因が「遺伝」と言われると、それ以上考えることをやめてしまう傾向があります。
なぜなら、「遺伝」は自分ではどうにもできないものだと諦めてしまうからです。
たしかに、爪の土台を作っている骨格や指の長さは、ある程度は遺伝の影響を受けます。
しかし、爪の形そのものは「遺伝だけ」で決まるわけではありません。
たとえば、以下のような習慣が爪の形を左右していることをご存じでしょうか?
- 爪を噛む、むしるクセ
- 子どもの頃にしていた深爪の習慣
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スマホのタップやキーボードの打ち方
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爪切りの方法
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ネイルサロンや自己流ケア
これらはすべて、「後天的な習慣」によって爪の作られ方を変化させているのです。
つまり、「今の爪の形」は、長年の習慣やケア方法によって作られてきた“結果”であり、
「変わらない」のではなく「変える方法を知らなかった」だけかもしれません。
2.爪の仕組みと、なぜ”育てられる”のか
具体的な変える方法の前に、そもそも、なぜ爪の形が変わるのでしょうか?
それは、爪が「皮膚の一部」だからです。
爪は、皮膚から作られる“硬いたんぱく質(ケラチン)”の集合体で、髪の毛や肌と同じように新陳代謝で生まれ変わっています。爪はおよそ1ヶ月で3〜4mm伸びると言われており、半年〜1年で完全に生え変わることも可能です。
見た目の「土台」となっている”爪のピンクのことろ”【爪床(そうしょう)】という部分です。
ここの形が成長していくことで、爪の“縦の長さ””横の幅”が変わってくるのです。
ここは先述した「生活の中の習慣」外部からの刺激によって形が変わってきます。
また、「土台」と同じように重要なのが「根元」の”爪を作る組織”【爪母(そうぼ)】という部分です。
習慣を変え、爪を成長させようと意識しても、弱い爪が作られる状態であると
せっかく伸びてきても、すぐに”折れてしまう””かけてしまう””割れてしまう”ことになってしまいます
乾燥や栄養不足から、爪母の細胞パワーが変わってきます。
爪に加わる外部刺激から守るクセ、スキンケアや維持のように内部の健康状態を改善する習慣で
爪の形は何歳からでも変えていくことができるのです。
つまり、爪は「遺伝」ものではなく、「育てる」ことができるのです。
3.縦長で美しい爪の共通点とは
プロのネイリストとして、何百人もの爪を見てきましたが、「爪が縦長に見える方」には共通点があります。
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サイドの皮膚が引き締まっている
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爪床が長く育っている
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爪の厚みやカーブが自然である
- 乾燥を放置しない
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指先に力を入れすぎない使い方をしている
一方で、「横に広がったり平べったく見える方」は、以下の傾向があります。
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爪の先端だけに力がかかる使い方(爪を道具にしている)
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保湿不足による乾燥と縦割れ
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自己流で爪を短く切りすぎる(間違えたネイルケアによるダメージ)
- 爪噛み、爪むしりにより蓄積された爪母のダメージ
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甘皮が覆いかぶさって成長を妨げている
こうした原因を見極めた上で、「深爪矯正」や「自爪育成」という専門的なケアを組み合わせていくことで、
本来の形へと導いていくことが可能です。
4.なぜ多くの人が途中で諦めてしまうのか
ですが「爪の形を変えたい」と思っても、途中で諦めてしまう方、
また、変わることができた後に後戻りしてしまう方が多いのも事実です。
なぜでしょうか?
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目に見える変化が出るまでに“時間”がかかる
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正しいケア方法が分からず、ひたすら我慢して爪を伸ばす
- 【爪を伸ばして終わり】になっている
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頑張ったのにふとしたきっかけでまた爪を噛んでしまい心が折れる
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継続するモチベーションが保てない
当店へお越しくださる方のほとんどが今までに自分で頑張ってみたという経験があります。
- 爪を噛まない、むしらないを決意した
- 爪に苦いマニキュアを塗って生活
- 寝る時に手袋をして噛まないようにした
そして、頑張ったのにうまくいかなかったことで
大人になっても爪を伸ばせない自分が恥ずかしくて、自分に自信がなくなる。
何度も深爪を繰り返し自己嫌悪になり自分が嫌いになった
そんな気持ちの変化をよくお聞きしますが、お悩みを解決できなかったことは自分が悪いわけではありません。
爪を噛んでしまうことも、爪先に負荷をかけるクセがあることも”無意識”のうちのことです。
”無意識”のクセを”意識的に”変えることはとてもは難易度が高いのです。
方法を知り時間をかけて爪に負担をかけるクセを、爪を大切にするクセに変えていけばいいのです。
だからこそ、正しい方法を知っている人と「一緒に進める」ことがとても大切です。
私たちはその「正しい方法」を知っています。
サロンでのケアはもちろん、ホームケアの方法、記録の取り方、変化を実感するタイミングを
“伴走”してくれる存在がいれば、乗り越えられる壁がたくさんあると思いませんか?
5.自宅で今すぐ始められる第一歩
では、あなたが「爪の形を変えたい」と思ったとき、どんな一歩を踏み出せばよいのでしょうか?
いきなりサロンに行ってみるのはハードルが高いかもしれません。
まずは、1ヶ月間、自分の爪と向き合ってみることをおすすめします。
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爪を伸ばしすぎず、短く切りすぎない
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毎日、保湿(ネイルオイルやクリーム)を欠かさない
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指先の使い方を意識してみる
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甘皮は無理に剥がさず、保湿とサロンケアで整える
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できれば毎週写真を撮って、変化を見てみる
それで解決ができたらなにより嬉しいことだと思います。
ですが、先述したようにひとりでの育成は無理ではありませんが難易度が高いです。
その時には諦めてしまう前に専門サロンでのカウンセリングを受けてみてください。
あなたの爪の状態に合ったケアプランで二人三脚の伴走サポートができます。
6.実際に変わった方たちのストーリー
実際に、当店でコンプレックスを解消し理想を叶えた方のストーリーをご紹介します。
ケース1:深爪がコンプレックスだった30代女性
30代後半の会社員・Aさんは、小学生の頃からの「噛み癖」に悩んでいました。
大人になってからもそのクセが抜けず、指先を見られることが恥ずかしくて、書類を渡すときや写真を撮る時に指先を隠すクセがついていたそうです。
最初は「どうせこの小さい爪は遺伝だし」とあきらめていましたが、深爪矯正と育成コースを通して、
半年後には見違えるほど縦長で健康的な爪に。爪周りの皮膚環境も変わりささくれがなくなったことで、気になるとつい皮膚をむしってしまうということもなくなりました。
「悩みを打ち明けていた友人にも『別人の爪になったみたい!』と驚かれました。いちばん驚いているのは自分自身です。」
爪悩みが解決したことで毎日の気持ちが明るくなり、諦めていたのに1年で変われるなんて「もっと早く始めればよかった」と強く思います。
同じように悩んでいる方には、ぜひ最初の一歩を踏み出してもらいたいです。
ケース2:仕事柄、常に短くしていた40代男性
営業職のBさんは、「爪が伸びている=だらしない」という価値観から、常に深く爪を切っていたそうです。しかしその影響で、爪が平たく横に広がったように見えるようになり、ボロボロの爪が恥ずかしくて名刺交換が苦痛で仕方なかったそうです。
自信を持って堂々と営業活動をしたいのに、爪のせいで自信がないような接し方になっていたと思います。
爪育成というものを知ったものの、ネイルサロンは女性のためのところというイメージがあったため
なかなか予約をする勇気が出ずにいましたが、男性でも歓迎してもらえる専門店なら・・・!と勇気を出してお越しくださいました。
Bさんはケアを始めてから、爪の形が少しずつ変化し、今ではスーツに似合うきれいで清潔感のある指先に。
「まさか爪のケアでこんなに印象が変わるとは思いませんでした。」
盛っているように聞こえるかもしれませんが、営業成績が上がり給料も上がったんです。
爪育成をやりきることができたことと、成績が上がったことで今では自分に自信を持つことができました。
ケース3:母娘で同じ爪だから“遺伝”と思い込んでいた50代女性
Cさんは、「母も同じ形だったから、爪の形は遺伝」と信じて疑っていませんでした。でもサロンでカウンセリングを受ける中で、幼少期に母の行動を見て真似していたことが長年の行動習慣となっていただけで「同じような生活習慣が親子で受け継がれていただけかも」と気づいたそうです。
半年後、今では縦長でネイルが美しく映える爪になり、「親のせいにしていたのは違ったんだな」と思うようになったそうです。
子育てがひと段落し、自分に投資する時間を作ってもいいかなと思って始めた深爪矯正ですが、
コンプレックスが強みに変われたことで自分には無縁だと思っていたネイルを楽しむことができるようになりました。
今では、ネイルを新しくする日が月イチの楽しみで、爪で変わるモチベーションに驚く毎日です。
自分を大切にする時間があることはとても幸せで、この気持ちを感じさせてくれたことに感謝してもしきれません。
7.《最後に》長年のお悩みに終止符を打ちたいあなたへ
爪は、毎日目にする“自分自身の一部”です。だからこそ、爪が変わると、ふとした瞬間の自分の印象が変わり、日常の小さな自信につながっていきます。
「どうせ遺伝だから」「もう歳だから」と思っていたその気持ちはもう捨て去りましょう!
爪の変化は何歳からでも叶えることができます。もう遅いなんてことはありません。
あなたの爪は、きっともっと美しく、もっとあなたらしく育つ可能性を秘めています。
まずは今日、自分の爪をじっと見てみてください。そして、自分を変えていく一歩を、ゆっくり踏み出してみませんか?